法成寺

往生へのあこがれは、まず貴族を中心に広がりました。現世での優雅な暮らしが来世も続くことを望んだのか、病気などにより急に来世が気になったのかは分かりませんが、彼らは浄土に行くことを望みました。

現世で最も成功した藤原道長さん(966-1028)も、例外ではありません。ご存知のように、「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の かけたることもなしと思へば」とおっしゃった道長さんです。現世では、もう望むものはないのでしょう。次の望みは、来世であり、極楽浄土へ行くことを望まれました。

そして、道長さんは、法成寺を建立されました。彼は、晩年、そこに住み、亡くなる直前は、寺の中の無量寿院で、9体の阿弥陀如来像と糸で手を結び、念仏を唱えながら、亡くなられたと言われています。お金があればこそできる往生の方法ですが。

道長さんの権勢は、息子の藤原頼道さん(992-1074)受け継がれ、頼道さんも平等院鳳凰堂を建てられます。親子で、往生されたのでしょうか。法成寺は、今は存在しませんが、京都府立鴨沂高校に石標があります。

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