鴨長明さん

極楽往生から少し脱線しますが、前回、鴨長明さん(1155-1216)に触れましたので、今回は、その生い立ちを採り上げたいと思います。

鴨長明さんは、下鴨神社の家系に生まれ、その父は、下鴨神社の最高位の神職を務める人物でした。長明さんも、神職での将来が約束されていたのでしょう。まずは、順風満帆の出発です。

しかし、その父が若くして亡くなります。下鴨神社の実権は、親戚に移り、長明さんは一族から孤立します。人生に暗雲が垂れてきました。

ここで、長明さんは、和歌に道を求めます。そう、長明さんには、和歌の才能があったのです。歌により、とうとう後鳥羽院に認められ、下鴨神社の重要な付属社である河合神社の神官に推薦されます。人生一発逆転ですね。

しかし、親戚である下鴨神社の大反対に合い、この案が潰されます。長明さんのショックは大きく、なんと宮中から出奔してしまいます。そして、隠者としての人生を歩むことになります。

長明さんにとっては、厳しい現実ですが、その結果、『方丈記』や『発心集』という大作を世に残すことになりました。人生何が幸いするかわかりません。

現在、河合神社では、長明さんゆかりの神社であることをアピールし、長明さんが晩年過ごしたといわれる方丈庵を再現して展示しています。

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