迎講は、様々なお寺で行われましたが、その中には六波羅蜜寺があります。
平安時代、鳥辺山(現在の東山区の一部)では、火葬場や墓地がありましたので、その近くにあった六波羅蜜寺は、迎講にうってつけの場所だったのでしょう。
また、ここは「市の聖」として有名な空也さん(902-971)が開創されたお寺でもありです。六波羅蜜寺では、この空也さんの立像があります。お金はかかりますが、見ることができます。口から、6体の阿弥陀仏が出ていますが、念仏を唱え続けられた結果でしょう。
この六波羅蜜寺で、当時どのような迎講が行われていたか、興味がありますね。
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