阿弥陀来迎図1

高野山聖衆来迎図.png

九品来迎(9つのランクに来迎をランク付け)は、当麻曼陀羅や平等院鳳凰堂の壁扉画に描かれていましたが、この来迎の部分だけを表現した絵画が阿弥陀来迎図です。ランクがないので、阿弥陀来迎図はありがたいです。

来迎図は、まず、往生講や観想法などで用いられました。当初は、九品来迎図の斜め向きではなく、正面向きで座像した。これは、往生講等では、本尊として用いられていたため、仏像と同じような役割があり、正面向き座像であったのかもしれません。また、観想法で用いられる場合も、修行者と正面に向く必要があったのかもしれません。

印については、仏像と違っています。阿弥陀如来像の印相は、定印、来迎印、説法印が多いのですが、来迎図では、天法輪印と来迎印が多いです。描かれた仏や菩薩のパターンは、阿弥陀仏のみ、阿弥陀仏と観音菩薩・勢至菩薩、三尊と多くの聖衆といった3つです。聖衆の数は、時代が下るにしたがって増えていく傾向があり、最終的には二十五菩薩が主流となっていきます。

画像:高野山聖衆来迎図
画像出所:世界の歴史まっぷ https://sekainorekisi.com/glossary/%E9%AB%98%E9%87%8E%E5%B1%B1%E8%81%96%E8%A1%86%E6%9D%A5%E8%BF%8E%E5%9B%B3/

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント