十王

十王図.png

閻魔大王をはじめ、地獄で裁きを行う十人の王を十王と言います。中国で、仏教と道教が融合して信仰されるようになりました。

日本には、平安時代末期の日宋貿易でもたらせた十王図が影響を与えています。十王図の多くは、中国浙江省寧波地方で作成され、日本ではそれを基に、十王図が作成されます。

こうした中、十王信仰が盛んになっていきます。そして、十王に相対する仏(本地)が考えだされます。また、民間にも、地域の信仰を取り入れながら広がっていきます。その結果、最初は中国からの構図をそのまま使用していた十王図も、三途の川や奪衣婆などが描き加えられ、日本独自のものに変化していきます。

斎日、十王名、本地は以下の通りです。

初七日 秦広王(しんこうおう) 不動明王
二七日 初江王(しょこうおう) 釈迦如来
三七日 宋帝王(そうていおう) 文殊菩薩
四七日 五官王(ごかんおう) 普賢菩薩
五七日 閻魔王(えんまおう) 地蔵菩薩
六七日 変成王(へんじょうおう) 弥勒菩薩
七七日 泰山王(たいざんおう) 薬師如来
百カ日 平等王(びょうどうおう) 観世音菩薩
一周年 都市王(としおう) 勢至菩薩
三周年 五道転輪王(ごどうてんりんおう) 阿弥陀如来

画像:十王図
画像出所:奈良国立博物館 https://www.narahaku.go.jp/collection/1013-0.html

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