役小角さん

鎌倉時代に、修験道の開祖として祀り上げられたのが、役小角さん(634-701?)です。
役小角さんは、孔雀明王の呪法を学び、葛城山で山岳修行を行い、鬼神を使役したと伝わっています。
『日本霊異記』でも、その伝記が語られています。役小角さんが、鬼神に命じて大和国の金峯山と葛木山の間に橋をかけようとしたところ、それに反対する葛木山の神(一言主)が天皇へ讒言したことによって、伊豆大島に流罪となります。ただ、流罪となっても、自由自在に様々な場所に出現します。
この一言主は、役小角さんに呪縛されてしまいます。神様を呪縛するとは、すごい法力ですね。
画像:役行者
画像出所:国際日本文化研究センター http://www.nichibun.ac.jp/YoukaiGazouCard/U426_nichibunken_0446_0014_0000.html
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