女弟子伴氏の往生

日本往生極楽記.png

日本往生極楽記に、女弟子伴氏、近江守伴彦真の妻の往生の話があります。

彼女は、臨終を迎える日に、これまで召使にきたない仕事をさせて来たので、家を一軒与えるよう夫に頼みます。夫はそれを承諾します。

昔の知人に鮒を送ろうとしたとき、二匹がまだ生きていたので、井戸に逃がしました。ただ、鮒が元住んでいた湖に帰りたいのではないかと思い、その鮒を井戸の底から探し出し、湖に放しました。そして、彼女は往生を遂げることができました。

もちろん、この往生は、彼女が幼いころから阿弥陀仏を念じていたことが要因ではありますが、召使に家を与えるなど、お金持ちが亡くなる前に、ちょっと善行を行っただけで往生できることは、庶民感覚からは少し違和感があります。

画像:日本往生極楽記
画像出所:日本の古本屋 https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=275606613

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