酒呑童子

酒呑童子絵巻.png

前回は、怨霊が神様になるというお話でしたが、今回は鬼の首が祀られるお話です。

酒呑童子については、様々な伝説がありますが、大まかなあらすじは以下の通りです。鬼の酒呑童子は、丹波の国の大江山に住み、京に出ては、若い娘を襲ったり、誘拐したりを繰り返していました。一条天皇は、源頼光さんと藤原保昌さんらを征伐に向わせました。頼光さんらは、山伏の格好で、酒呑童子の居城に着きます。うまく酒呑童子をだまし、夜酒を酌み交わします。そして、頼光さんらは、酒呑童子と家来に八幡大菩薩から与えられた「神変奇特酒」という毒酒を振る舞います。寝入った酒呑童子を襲い、首をはね、それを持ち帰ります。だまし討ちですね。

御伽草子版では、頼光四天王(渡辺綱、坂田公時、碓井貞光、卜部季武)が頼光さんに加わります。この中の坂田公時さんは、金太郎さんですね。依光さんたちが、京に帰る途中、老の坂にさしかかったところ、首が急に重くなり、動かなくなりました。仕方がないので、そこに首を埋めることにします。これが、現在の首塚大明神という神社となりました。

この神社の由来では、酒呑童子は、首を切られるときに、悔い改め、首から上の病気を持つ人を助けたいと言ったそうです。そのため、首塚大明神は、首から上の病気を持つに人に御利益があるそうです。

画像:酒呑童子絵巻
出所:根津美術館 https://www.artagenda.jp/exhibition/detail/2953

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