妖怪ハンター

頼光四天王.png

前回は、源頼光さんの酒呑童子退治のお話でしたが、頼光さんや四天王は、他の鬼や妖怪を退治しています。

まず、頼光さんです。頼光さんがマラリアの熱に苦しんでいたある夜、身長七尺もの法師が現れ、縄を放ってきました。頼光さんが、病にもかかわらず、名刀・膝丸で斬りつけますと、法師は消え去りました。でも、血痕が残っており、それを追っていくと、北野天満宮の裏手の塚に、四尺もの土蜘蛛がおり、これを退治しました(四天王が加わるバージョンもあります)。この土蜘蛛の祟りを怖れて奉納されたのが、現在の東向観音寺の土蜘蛛塚です。

また、四天王の一人、渡辺綱さんは、羅生門で鬼と対峙し、太刀で鬼の片腕を切り落としますが、鬼は姿を消してしまいます(一条戻橋がオリジナルです。このお話については、別の機会にご紹介します)。

さらに、頼光さんの子孫、源頼政さんも活躍します。平安時代後期、近衛天皇は毎晩、何かにおびえている様子でした。そのため、頼政さんらが警護につきました。するとある夜、黒雲の中から、鵺(ぬえ)が表れました。頭が猿、胴が狸、手足が虎、尾が蛇という妖怪です。頼政さんは、頼光さんから伝わる弓で鵺を射止めました。そして、従者の猪早太が太刀で仕留めました。この鵺が退治された場所が、現在の鵺大明神になっています。

悪い妖怪も、皆神様に昇格します。

画像:源頼光と四天王(歌川国芳画)
画像出所:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%90%E9%A0%BC%E5%85%89

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