来迎讃と迎講

二十五菩薩来迎会.jpg

前回に続き、来迎讃です。

来迎讃についは、鈴木治子氏が、興味深い研究をされています。氏によれば、来迎讃は、法然さん門下で、病中あるいは臨終時に決まって唱えることが定着化していたそうです。

その後、時代が下がり、時宗教団でも用いられます。ここでも、臨終時に唱えられたと考えられます。

来迎讃は、迎講でも唱えられます。そのため、来迎讃によって菩薩のしぐさや演技が決められているという説がありますが、氏はこの説に否定的です。当時、迎講によって、様々な和讃が選択され、来迎讃はその一つであったということです。後代になって、迎講で必ず来迎讃が唱われるようになったと結論づけされています。勉強になります。

参考文献
鈴木治子(1986)「「来迎讃」と迎講」『国文学踏査』(14)、p.p.43-51.

画像:二十五菩薩来迎会
画像出所:小諸市 https://www.city.komoro.lg.jp/official/kanko_sangyo/kanko/rekishi_bunka/3652.html

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