神様の宝庫、白峯神宮

白峯神宮は、スポーツの守護神として有名ですが、実は様々な神様が祀られています。
まず、崇徳天皇です。保元の乱で敗れ、隠岐に流され、悲劇の最後を遂げられた崇徳天皇は、長い間怨霊として恐れられていました。明治天皇の父である孝明天皇は、崇徳天皇の御霊を京都に迎えたいと思われました。明治天皇が、その意志を継ぎ、蹴鞠の公卿宗家であります飛鳥井家の邸宅跡地に、社殿で造られます。その後、崇徳天皇と同じように、淡路島で不幸な最後を遂げられた淳仁天皇の御霊も迎えられました。現在、白峯神宮の御祭神は、このお二人の天皇です。
ただ、蹴鞠宗家の邸宅跡地ですので、元々、「まり」の守護神、精大明神が祀られておりました。それを白峯神宮が、引き継いでいますので、サッカーの御利益があります。また、崇徳天皇とともに保元の乱で敗者となった源為義、為朝も祀られていますので、武道も期待できます。
画像:白峯神宮
画像出所:白峯神宮 http://shiraminejingu.or.jp/
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