仏の死後

お釈迦様.png

人が、解脱を完成させ、輪廻から解放された後は、どうなるのでしょうか。その後、死を迎えることになるのですが、そのあとはどうなるのでしょうか。

残念ながら、お釈迦様は、お答えになりません。お釈迦様は、形而上学的な10の質問には無記を通されています。この10の質問のうち4つが仏(如来)の死に関するものです。「如来は死後存在する」、「如来は死後存在しない」、「如来は死後存在し、また存在しない」、「如来は死後存在しないし、また存在しないのでもない」の4つです。後の2つは、インドらしい難しい表現です。

死後の問題は、極めて大きいため、こうしたお釈迦様の態度に不満を持つ弟子が出てきます。そした弟子に対して、お釈迦様は、毒矢を射られた人の話をします。ある人が毒矢に射られたため、皆が医者を連れてきます。ところが、矢を射られた人が、「自分を射た人の身分や、名前、体形を知らないと射られた矢を抜かない」と言います。今必要なのはそうした質問ではなく、矢を抜くことなのに。お釈迦様は、弟子たちに今必要なのは、解脱を目指すことであって、形而上学的な質問をするのではないことを教えているのでしょうね。

画像:お釈迦様
画像出所:天台宗 http://www.tendai.or.jp/houwashuu/kiji.php?nid=55

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