常行三昧堂の来迎図

比叡山常行堂.png

前回、比叡山の常行三昧についてお話ししましたが、今回は常行三昧堂の来迎図についてです。

常行三昧堂は、第3代天台座主円仁さんの意向で、彼の没後建立されます。一旦焼失しますが、良源さんによって再興されます。当時の常行三昧堂について記された資料に、九品浄土図の記載があります。

平等院鳳凰堂の九品来迎図は、いまは現存しない法成寺阿弥陀堂の壁画を参照したと言われています。そして、この法成寺阿弥陀堂が、この常行三昧堂を基礎としています。したがいまして、常行三昧堂にあった九品浄土図は、来迎図であった可能性は高く、法成寺阿弥陀堂の壁画、そして現在観ることができる最古の日本の来迎図、平等院鳳凰堂九品来迎図に影響を与えていると考えられます。常行三昧堂の九品浄土図がどのような来迎図であったか、たいへん興味があります。

画像:常行三昧堂
画像出所:西照寺 http://www.maroon.dti.ne.jp/saisyouji/CCP070.html

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