『冥途記』

北野天満宮.jpg

修験者である道賢(日蔵)さんの『冥途記』は、あの世に関して興味深い情報を提供してくれます。

『冥途記』の本文は、残念ながら現存しませんが、その内容についは、『扶桑略記』に記されています。

道賢さんは、吉野金峯山で修行中にあの世に行ってしまいます。道賢さんは、蔵王菩薩に導かれて、黄金に輝く金峯山浄土に行きます。そのあと、蓮話の池や宝塔がある大威徳城で、太政威徳天に会います。この太政威徳天こそ、菅原道真さんです。道真さんは、怨霊として害を成しましたが、現在は成仏しており、現世への害は眷属が行なっていると語ります。でも、道真さんを祭る者には利益を与えると言います。

道賢さんは、その後地獄に行き、道真さん失脚に加担した地獄で苦しむ醍醐天皇に会います。最後に道賢さんは、蘇生し、名を日蔵に改めます。この道賢さんの冥途の旅は、北野天神縁起絵にも描かれていますが、内容はだいぶ変わっています。

画像:北野天満宮
画像出所:北野天満宮 https://kitanotenmangu.or.jp/

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