北野天神縁起絵

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鎌倉時代に作成された北野天神縁起絵は、六道絵としても有名です。この縁起絵巻は、8巻(+下絵1巻)からなり、北野天満宮に秘蔵されています。

前半の6巻は、菅原道真さんの生涯についてですが、後半の2巻が、平安中期の修験者、日蔵さんの六道めぐりです。日蔵さんが、死後、大威徳天宮で道真さんに会った後、六道をめぐります。六道の様子が詳細に描かれていますが、『往生要集』の影響よりは、もう少し古い密教的な表現になっています。

そういえば、日蔵さんは、真言宗の僧でもありますので、この六道めぐりには、ぴったりの主人公です。

画像:日蔵上人
画像出所:千寿の楽しい歴史 https://kusennjyu.exblog.jp/23466451/