臨終正念訣

絹本著色仏涅槃図.jpg

中国の臨終行儀を扱った経典で、最も古いものの一つとして、『臨終正念訣』が挙げられます。日本の臨終行儀に大きな影響を与えました。以前、善導さん(613-681年)が作者とされていましたが、現在では作者がわからないというのが通説になっています。知帰子という人が、臨終行儀について浄業和尚という人に4つの問いをし、和尚がそれに答えるという形式をとっています。今回は、第1の問答について、ご紹介します。

第1の問いは、ずばり極楽浄土への道です。答えは、死を恐れ、生きることに執着することを止めるということです。常に、自分の身には様々な悪業がまとわりついていることを自覚する事を説いています。

さらに、看病人の心得も記されています。看病人は、死を迎えようとしている人に、雑事や安っぽい慰めなどを話さないよう求められています。また、病人が死を迎えるときには、看病人は、ただ阿弥陀仏を想い、念仏を続けることを説いています。

画像:絹本著色仏涅槃図
画像出所:ホットライン教育ひろしま
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/bunkazai/202020510.html

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