妙満寺

安珍清姫の鐘.jpg

以前、道成寺の大蛇のお話をしました。ある若い僧が宿に泊まったとき、その宿の女房が僧に一目惚れします。その後、僧に逃げられ、女房は大蛇となって追いかけ、道成寺の鐘の中に隠れていた僧を見つけます。そして、大蛇はその鐘に巻きつき僧を焼き殺すというお話しです。この話は、「安珍・清姫」として発展します。

道成寺はその鐘を再鋳します。ところがその後、怪異が続きます。そして、とうとうその鐘は山林に捨てられました。時は流れ、豊臣秀吉の家臣がその鐘を見つけ、京都に持ち帰ります。怪異を封印するため、妙満寺に奉納されました。そう、この鐘は、現在、京都の妙満寺にあります。現在でも毎年、法華経を読み、供養を行なっています。鐘供養には道成寺の院主も参加しているそうです。

画像:安珍・清姫の鐘
画像出所:妙満寺 https://myomanji.jp/info/bell/index.html