中国の死生観

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中国の死生観は、どのようなものなのでしょうか。日本のように極楽浄土を願っているのでしょうか。

中国の場合、儒教や道教が大きな影響を持っています。儒教は、宗教かどうか微妙ですが(儒学の方が良いかもしれませんが)、死についてどのように考えているのでしょうか。孔子さんは、死の問題等、現実から離れた話題を避けていたと言われており、思索はこの生をいかに生きるかに絞られていました。

道教は、仙人願望がありますが、仙人はこの世の存在です。人間よりは、長寿でありますが、はたして永遠の存在かどうかはわかりません。仙人にも死が訪れることはあるでしょう。

このように、儒教も道教も、現世への関心がほとんどであって、来世を思い描くことはあまりなかったと考えられます。その意味では、中国の死生観は、日本と比べ、現実主義的であるのかもしれません。

画像:孔子
画像出所:中国語スクリプト http://chugokugo-script.net/rekishi/koushi.html