演劇的迎講

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極楽浄土から阿弥陀仏と聖衆が、臨終者をお迎えにくる様子を演劇的に表現する「迎講」という法会があります。今日でもいくつかの寺院で行われていますが、奈良の当麻寺の「練供養」がとくに有名です。

源信さんが始めたとも言われますが、当時どのような迎講であったかは、まだよくわかっていません。現在のようなスタイルは、諸説ありますが、12世紀前半に始められたとされています。それ以前の迎講と分けるため、演劇的迎講と言われることもあります。

この演劇的迎講は、書物によって伝えられていますが、絵画して示されていますのが、當麻寺縁起に描かれた迎講となります。1532年の作品ですので、当時と現在の迎講を比較するのも面白いかもしれません。

画像:當麻寺縁起
画像出所:ブッダワールド http://www.buddha-world.jp/file/pickup/vol015/index.html