吉野山

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平城京の時代、寺院は都市の中で建立されました。それが、都が奈良から京都に移り、新しい宗派ができますと、都の中心から離れた山に、寺院が造られるようになります。

最澄さんが比叡山、空海さんも高野山に本山を築きます。両山も元々、山岳信仰の対象でした。そのため、神様がいましたので、神仏習合が行われました。こうした新宗派が定着しますと、山への信仰が再活性化します。

京都に移ったため、逆に大和の吉野山の神秘性が高まり、信仰が拡大しました。多くの人が、京都から吉野山に訪れます。また、神仏習合から修験道に発展し、多くの修行者が吉野山に集まることになります。都が移ってから、かえって吉野山が再評価されるのは、興味深いですね。

画像:吉野山
画像出所:なら旅ネット 
http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/02nature/01mountain/04south_area/yoshinoyama/