人喰い地蔵

人食い地蔵.jpg

京都聖護院にある積善院凖提堂に、人喰い地蔵と呼ばれるお地蔵さんが安置されています。なんとも怖い名前ですね。

以前からここにあったのではなく、野ざらしになっていた(現在の京大病院のあたりらしい)のを、このお寺に安置されることになりました。元々は、崇徳院の霊を慰めるために造られたお地蔵さんです。ご存知のように、崇徳院は保元の乱で敗れ、讃岐に流された上皇です。怨霊となって、京都をたたりましたので、三大怨霊の一人と言われることもあります(あと二人は、菅原道真と平将門)。

この崇徳院の霊を鎮めるため、白峯神宮などいくつかの神社等がありますが、このお地蔵さんもその一つです。崇徳院地蔵と呼ばれていました。この「すとくいん」が、いつのまにか訛って、「ひとくい」に変わってしまったそうです。怨霊のイメージがあったのかもしれませんが、お地蔵さんには失礼な話です。

画像:人喰い地蔵
画像出所:日本伝承大鑑 https://japanmystery.com/z_miyako/rakutou/hitokui.html

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