源信以前の臨終行儀

来目皇子殯斂地.jpg

臨終行儀は、源信さんの『往生要集』や「二十五三昧会」で広がりますが、それ以前はどうだったのでしょうか。

皇室では、殯(もがり)が行われておりましたが、それ以外の人々については、あまりよくわかっていません。中国の文献に臨終行儀について書かれたものがあり、日本にも伝わっていましたが、それが実践されていたかは微妙です。僧が、臨終を迎えようとする人に寄り添うことはあったのですが、僧の役割は、病気の治癒であって、臨終を取り扱うものではありません。臨終や葬儀には、別の専門家が行ったそうです。それが、徐々に臨終行儀や葬儀が僧に移っていったのは、興味深いですね。

画像:来目皇子殯斂地
画像出所:eo  http://www.eonet.ne.jp/~ryobo-youran/west/009.htm

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