捕鳥部万(ととりべ の よろず)

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捕鳥部万さんは、飛鳥時代に物部氏に仕えた武人です。物部氏は、丁未の乱で蘇我氏に敗れ、捕鳥部万さんも逃げますが、追手が迫ります。日本書紀では、追手に対して、弓矢で30人ほど射殺しますが、最後、首を小刀で刺して自害したと伝わっています。朝廷は、万の死体を八つに切り、串刺しにして八つの国にさらすよう命じます。

民俗学者折口信夫さんの説によると、日本古来では、霊魂の復活を怖れて死体を分割する習慣があったそうです。その意味では、朝廷は、捕鳥部万さんの復活を怖れて、このような指示を出したのかもしれません。ただ、実際串刺しにしようとすると様々な怪異現象が起こったため、墓に葬られたそうです。

画像:捕鳥部万
画像出所:ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8D%95%E9%B3%A5%E9%83%A8%E4%B8%87

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