丹生明神・高野明神

丹生明神・高野明神.jpg

前回、高野山で祀られている丹生明神・高野明神のお話をしました。この二神は、元々、和歌山県の天野というところにある丹生都比売神社に祀られています。この二神が高野山金剛峰寺に取り込まれた背景について、脊古真哉氏が次のように結論付けています。

「開創以前からの在地の神であった丹生都比売神が、最初は仏法に帰依して救済される存在として開創説話の中に取り込まれた。続いて高野山の鎮守神として丹生都比売神の子である高野御子神が創出された。さらに猟師/山人開山説話の要素が付加され、丹生都比売神社・高野御子神・猟師/山人は丹生明神と高野明神の二神に再構成され、高野山の地主神・鎮守神として護法善神と位置付けられるようになる」。

非常に興味深いですね。

参考文献
脊古真哉(2018)「高野山開創説話と丹生明神・高野明神」日本仏教綜合研究第16号、pp.29-52.

画像:丹生明神・高野明神
画像出所:パワースポットNavi
http://www.powerspotnavi.com/wakayama/takanomyojin.htm

"丹生明神・高野明神" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント