浄土思想の変遷

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浄土思想は、源信さん(942-1017)から法然さん(1133-1212)へといった比叡山天台宗の流れの中で考えられますが、実はもっと幅広い宗派で発展してきました。例えば、東大寺三論宗の永観さん(1033-1111)、真言宗の覚鑁さん(1095-1144)なども、浄土思想への貢献は多大なものがあります。

宗派を超えた浄土思想の発展の背景には、当時、宗派の中で宗派を超えた教義が学ばれていたことや、そうした僧の交流などが行われていたことが要因になっていると思われます。また、当時の民衆が浄土思想を求めていたことも、その理由かもしれません。各宗派は、信徒獲得のためには、浄土思想を取りこむ必要があったかと思います。

余談ですが、覚鑁さんを除く、源信さん、永観さん、法然さん、皆さん長生きですね。70代後半まで生きてられました。当時としては、とんでもないご長寿です。法然さんの後の親鸞さん(1173-1263)は、なんと89歳で亡くなられています。


画像:親鸞聖人
画像出所:ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%AA%E9%B8%9E

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