テーマ:京都観光

人形の寺、京都宝鏡寺

京都の宝鏡寺は、人形の寺として有名です。皇室との関係が深いため、皇室から人形を賜ってきました。そのため、1957年から、年に2回こうした人形の一般公開を行なっています。 また、年に1回、秋に人形供養祭が営われ、境内には人形塚が建立されています。人形を捨てることは、心情的に抵抗がある人は多いと思いますが、宝鏡寺には、全国から…
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東寺立体曼荼羅

真言宗総本山東寺の講堂には、21体の仏像があります。構成は、5仏、5菩薩、5明王、6天です。中央が5仏で、中心は大日如来です。やはり、密教ですね。 5仏の両翼を5菩薩と5明王で囲みます。5菩薩の中心は、金剛波羅蜜菩薩、5明王の中心は不動明王です。さらに、その両翼をそれぞれ3天で固めます。6天は、四天王と梵天と帝釈天です。ま…
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立本寺

以前、六道珍皇寺近くの「みなとや幽霊子育て飴本舗」をご紹介しました。母の幽霊がみなとやに飴を買いに来て、この飴で育てられた赤ん坊のお話しです。この赤ん坊は、その後、高僧になったということでお話しが終わります。 ところが、同様の話が立本寺にもあり、赤ん坊は立本寺二十世の日審となったとされています。そして、この立本寺でも、幽霊…
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大念佛狂言

前回に続き、千本閻魔堂です。千本閻魔堂では、大念佛狂言が有名です。閻魔大王の力で、民衆を災害から救う目的で、鎌倉時代に始まったとされています。 大念佛狂言は、他の寺院でも行われていますが、そのほとんどセリフがないのですが、千本閻魔堂のはセリフ付きです。演目でも、源為朝を主人公にした「千人切り」が有名です。最後の演目になりま…
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紫式部供養塔

京都の千本閻魔堂に、紫式部供養塔があります。 千本閻魔堂は、閻魔大王の補佐を務めたとされる小野篁さんが開基です。元々、埋葬地の入口にあり、さらには閻魔大王を祀っていますので、地獄との関係が強いです。 この千本閻魔堂に、どうして紫式部供養塔があるのでしょうか。南北朝時代に円阿上人という僧が、ある時、紫式部が地獄で苦しん…
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摂取院

女性に怨みを持たれ、祟られている男性を救うお寺があります。京都大原にある摂取院です。 昔、ある大工が、妻の妹と密通します。妻は、そのことを知って嫉妬しますが、どうすることもできず、最後は憤死します。その恨みが小蛇となり、その男の首にまとわりつきます。どうやっても取り払うことができません。男はとうとう出家して、浄往と名乗り、…
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小野小町さんと仏教

小野小町さんは、仏教説法の題材としてうってつけだったようです。絶世の美女が年老いていく様を、仏教の無常観と結びつけるのが容易だからです。 以前ご紹介した、京都の補陀落寺には、「小野小町老衰像」があります。さらに、小町さんが老いた自分の姿を写して嘆いたとされる「姿見の井戸」や、野ざらしにされた小町さんの髑髏の目から生えたとさ…
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妙満寺

以前、道成寺の大蛇のお話をしました。ある若い僧が宿に泊まったとき、その宿の女房が僧に一目惚れします。その後、僧に逃げられ、女房は大蛇となって追いかけ、道成寺の鐘の中に隠れていた僧を見つけます。そして、大蛇はその鐘に巻きつき僧を焼き殺すというお話しです。この話は、「安珍・清姫」として発展します。 道成寺はその鐘を再鋳します。…
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観音経

法華経第25品が観音経と呼ばれ、観音菩薩の救済が説かれています。人がどのような苦難に遭っても、心に観音菩薩を念ずれば、救われることが記されています。本当にありがたい菩薩様です。この観音経は、宗派を超えて信仰され、観音菩薩は、最も人気のある仏・菩薩の一人となりました。 京都の仁和寺では、2018年、観音堂が修復されました。そ…
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大原三千院

以前、来迎図の歴史で、阿弥陀仏や聖衆が坐像から立像、静的な描写から動的な描写に移行していったことをお話ししました。似たケースが、仏像でもあります。 その例が、京都大原三千院本堂の阿弥陀三尊像です。中尊の阿弥陀仏は坐像ですが、来迎印を結んでいます。一方、両脇の観音菩薩と勢至菩薩は、中腰で上半身が前屈みになっています。来迎の動…
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鳥羽離宮

京都の賀茂川・桂川の合流点に、白河、鳥羽上皇による浄土教建築が展開しました。これが鳥羽離宮で、院政の舞台ともなっています。残念なことに、現存しておりません。 鳥羽離宮内には、南殿を皮切りに、北殿、泉殿、東殿、田中殿などが造営され、それぞれの御所には、仏堂が建てられました。なんと豪華な離宮でしょうか。仏教的建築と住居とが調和…
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九体阿弥陀像

藤原道長さんの法成寺で、九体阿弥陀像が安置されましたが、この様式が院政期にブームになります。様々な研究者からの報告を合わせると、30例ほどになります。 九という数は、九品来迎から来ているそうです。9人の阿弥陀仏とは、なんとも豪華です。 現在、阿弥陀堂と九体阿弥陀像が残っているのは、浄瑠璃寺だけです。浄瑠璃寺では、真ん…
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北野天神縁起絵

鎌倉時代に作成された北野天神縁起絵は、六道絵としても有名です。この縁起絵巻は、8巻(+下絵1巻)からなり、北野天満宮に秘蔵されています。 前半の6巻は、菅原道真さんの生涯についてですが、後半の2巻が、平安中期の修験者、日蔵さんの六道めぐりです。日蔵さんが、死後、大威徳天宮で道真さんに会った後、六道をめぐります。六道の様子が…
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宇治の橋姫

宇治の橋姫の話は、『平家物語』の異本に記載されています。『平家物語』ではないので、ご注意を。 内容は以下の通りです。男女の関係で嫉妬に狂った橋姫は、貴船大明神に自らが鬼になることを願います。7日間祈った結果、大明神は同情し、姿を変えて宇治川に21日間つかることを告げます(7日間の祈りは、丑の刻参りと同じですね)。橋姫は、鉄…
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丑の刻参りと貴船神社

最近テレビ等で見なくなりましたが、以前は呪いと言えば、丑の刻参りが有名でした。丑の刻(午前1時から3時)、神社の御神木に、呪う相手の藁人形を五寸釘で打ち込むというものです。頭に3本のろうそくをつけた様子は、強烈です。これを7日間行えば、相手を呪い殺すことができます。ただし、他人に見られると呪いは失われてしまいます。 この丑…
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人喰い地蔵

京都聖護院にある積善院凖提堂に、人喰い地蔵と呼ばれるお地蔵さんが安置されています。なんとも怖い名前ですね。 以前からここにあったのではなく、野ざらしになっていた(現在の京大病院のあたりらしい)のを、このお寺に安置されることになりました。元々は、崇徳院の霊を慰めるために造られたお地蔵さんです。ご存知のように、崇徳院は保元の乱…
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相国寺

京都の同志社大学の隣に、臨済宗のお寺相国寺があります。 室町幕府第三代将軍足利義満によって創建された禅寺です。数々の被災をうけてきましたが、その最大のものは、応仁の乱です。室町幕府の花の御所に隣接していたことから、合戦の場になりました。応仁の乱における最大の合戦も、この相国寺で行われました。 現在は、承天閣美術館を有…
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護王神社

京都御所の近くに、イノシシで有名な護王神社があります。 ここに祀られているのが、和気清麻呂さん(733-799)です。清麻呂さんは、天皇なろうとしたあの道鏡さんの野望をくじきます。でも、道鏡さんの怒りをかい、足の腱を切られた上に、九州の山奥に流罪となります。さらに、その途上、道鏡の刺客が襲いかかるなど試練がありましたが、3…
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広隆寺牛祭

広隆寺の牛祭は、京の三大奇祭の一つに挙げられる変わった祭りです。残念ながら、現在は中断されています。 この祭りでは、紙でできた仮面を着けた摩多羅神が牛に乗り、四天王の鬼と共に巡行します。薬師堂前で読んだ後、参加者が罵詈雑言を投げかけます。そして、摩多羅神と四天王は堂内に駆け込むという変わった祭りです。 とくに奇妙なの…
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三宝荒神

仏教の三宝(仏陀、法、僧)を守る神様に、三宝荒神がいらっしゃいます。インドの神様ではなく、日本独自ですが、修験道(山岳信仰)、神道、陰陽道、密教の要素が入ったハイブリッドな神様です。神様は、三面三眼六臂で、それぞれ如来荒神、麁乱荒神(そらんこうじん)、忿怒荒神(ふんぬこうじん)の三身です。つまり、顔が三つ、ひとつの顔に眼が三つ、…
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蛸薬師堂(永福寺)

京都の新京極に蛸薬師堂(正式名は永福寺)という、変わった名前のお寺があります。本尊も蛸薬師如来と呼ばれています。この名前は、昔この寺(当時は二条室町)の住職であった善光という僧の孝行譚に由来しています。 善光には、病気の母がおりました。懸命に看病しますが、病気はよくなりません。そんな中、母は、蛸が食べたいと言います。母思い…
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三年坂(産寧坂)の都市伝説

観光スポットの清水寺の近くに、三年坂があります。産寧坂とも呼ばれ、この場合、清水寺系の子安観音へ「お産が寧かでありますように」と祈願しながら登ったと言う説があります。 三年坂は、いつも観光客でいっぱいで、気をつけないと、転んでしまいそうです。でも、絶対に転ばないようにしてください。都市伝説では、三年坂で転ぶと三年以内に亡く…
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赤山禅院

比叡山の南西山麓に、延暦寺系の赤山禅院があります。 ここで祀られているのは、仏様ではなく、神様、それも中国の陰陽道の祖神です。延暦寺第三世天台座主、円仁(794-864)さんが、遣唐使で唐に居た時、その行程を守護したのが、陰陽道の祖神とされる赤山大明神(泰山府君)だったそうです。円仁さんが感謝し、赤山禅院を建立しようとされ…
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陽成院

陽成天皇が帝を辞された後の邸宅が、陽成院です。現存しませんが、京都市中京区東夷川町辺りです。 『源氏物語』は、この陽成院を二条院に想定していると言われており、興味をそそられる場所であります。 でも、ここには妖怪物語があります。『宇治拾遺物語』では、この場所に化け物が住んでいると記されています。あるときの真夜中、一人の…
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秦氏と社寺

平安時代、多くの渡来人が活躍をしましたが、その一つが秦氏です。 秦氏は、秦の始皇帝を祖先に持つという伝承もありますが、実際は新羅からの渡来人とされています。絹織物生産で大きな富をなしました。 京都にある多くの寺社の中に、秦氏由来の寺社がいくつかあります。そのひとつが、広隆寺です。広隆寺の前身の寺では、新羅渡来の尊像が…
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京の埋葬地

平安京の時代、京の主な埋葬地は、東の鳥辺野、北の蓮台野、西の化野ですが、これらは皇族や貴族の埋葬が中心です。一般庶民は、鴨川原に死体を遺棄することが多かったそうです。とくに山上以南には、数多くの遺骸が捨てられていました。現在の鴨川からは、想像ができませんね。 もちろん、朝廷は、一般庶民に対して、別の場所を埋葬地として鴨川原…
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羅城門

平安京におきまして、朱雀大路の南端に設けられた門が羅城門です。門の外は洛外となります。 時代とともに、羅城門の付近は寂れていき、とうとう死人の置き場となってしまいます。『今昔物語集』巻29第18話に、当時の羅城門が描写されています。死んだ女性が捨てられており、その女性の髪の毛を抜いている老婆が登場します。ひとりの盗賊がその…
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十三まいり

関西では、七五三の後も「十三まいり」があります。 京都の観光の名所嵐山に、法輪寺というお寺があり、このお寺で、十三まいりが行われております。ご本尊の虚空蔵菩薩は、智恵・福徳の仏様です。そのため、知恵を授かるという意味があります。幼くして帝位についた清和天皇が、数え年十三歳になったとき、法輪寺で勅願法要を催したのがはじまりで…
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角大師

先日、偶然「角大師」の御札を玄関に貼っている家を見ました。 「角大師」は、第18代天台座主良源さんを指します。良源さんは、命日が正月3日であることから、「元三大師」とういう通称もあります。その他、「慈恵大師」、「豆大師」、「厄除け大師」といった呼び方もあり、様々な面で信仰を集めています。また、良源さんは、比叡山延暦寺の中興…
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深泥池(みどろがいけ)

京都の深泥池は、もともと地蔵信仰の厚い地域です。平安時代に小野篁が彫ったとされる地蔵像があったためです。深泥池地蔵と呼ばれていました。地蔵堂におさめられ、地域の人々の信仰を集めていました。 ただ、明治時代の神仏分離政策で、深泥池地蔵は危機をむかえます。この地域は、上賀茂神社の所轄でしたので、神社と分離させるため、深泥池地蔵…
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