テーマ:京都観光

丑の刻参りと貴船神社

最近テレビ等で見なくなりましたが、以前は呪いと言えば、丑の刻参りが有名でした。丑の刻(午前1時から3時)、神社の御神木に、呪う相手の藁人形を五寸釘で打ち込むというものです。頭に3本のろうそくをつけた様子は、強烈です。これを7日間行えば、相手を呪い殺すことができます。ただし、他人に見られると呪いは失われてしまいます。 この丑…
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人喰い地蔵

京都聖護院にある積善院凖提堂に、人喰い地蔵と呼ばれるお地蔵さんが安置されています。なんとも怖い名前ですね。 以前からここにあったのではなく、野ざらしになっていた(現在の京大病院のあたりらしい)のを、このお寺に安置されることになりました。元々は、崇徳院の霊を慰めるために造られたお地蔵さんです。ご存知のように、崇徳院は保元の乱…
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相国寺

京都の同志社大学の隣に、臨済宗のお寺相国寺があります。 室町幕府第三代将軍足利義満によって創建された禅寺です。数々の被災をうけてきましたが、その最大のものは、応仁の乱です。室町幕府の花の御所に隣接していたことから、合戦の場になりました。応仁の乱における最大の合戦も、この相国寺で行われました。 現在は、承天閣美術館を有…
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護王神社

京都御所の近くに、イノシシで有名な護王神社があります。 ここに祀られているのが、和気清麻呂さん(733-799)です。清麻呂さんは、天皇なろうとしたあの道鏡さんの野望をくじきます。でも、道鏡さんの怒りをかい、足の腱を切られた上に、九州の山奥に流罪となります。さらに、その途上、道鏡の刺客が襲いかかるなど試練がありましたが、3…
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広隆寺牛祭

広隆寺の牛祭は、京の三大奇祭の一つに挙げられる変わった祭りです。残念ながら、現在は中断されています。 この祭りでは、紙でできた仮面を着けた摩多羅神が牛に乗り、四天王の鬼と共に巡行します。薬師堂前で読んだ後、参加者が罵詈雑言を投げかけます。そして、摩多羅神と四天王は堂内に駆け込むという変わった祭りです。 とくに奇妙なの…
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三宝荒神

仏教の三宝(仏陀、法、僧)を守る神様に、三宝荒神がいらっしゃいます。インドの神様ではなく、日本独自ですが、修験道(山岳信仰)、神道、陰陽道、密教の要素が入ったハイブリッドな神様です。神様は、三面三眼六臂で、それぞれ如来荒神、麁乱荒神(そらんこうじん)、忿怒荒神(ふんぬこうじん)の三身です。つまり、顔が三つ、ひとつの顔に眼が三つ、…
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蛸薬師堂(永福寺)

京都の新京極に蛸薬師堂(正式名は永福寺)という、変わった名前のお寺があります。本尊も蛸薬師如来と呼ばれています。この名前は、昔この寺(当時は二条室町)の住職であった善光という僧の孝行譚に由来しています。 善光には、病気の母がおりました。懸命に看病しますが、病気はよくなりません。そんな中、母は、蛸が食べたいと言います。母思い…
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三年坂(産寧坂)の都市伝説

観光スポットの清水寺の近くに、三年坂があります。産寧坂とも呼ばれ、この場合、清水寺系の子安観音へ「お産が寧かでありますように」と祈願しながら登ったと言う説があります。 三年坂は、いつも観光客でいっぱいで、気をつけないと、転んでしまいそうです。でも、絶対に転ばないようにしてください。都市伝説では、三年坂で転ぶと三年以内に亡く…
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赤山禅院

比叡山の南西山麓に、延暦寺系の赤山禅院があります。 ここで祀られているのは、仏様ではなく、神様、それも中国の陰陽道の祖神です。延暦寺第三世天台座主、円仁(794-864)さんが、遣唐使で唐に居た時、その行程を守護したのが、陰陽道の祖神とされる赤山大明神(泰山府君)だったそうです。円仁さんが感謝し、赤山禅院を建立しようとされ…
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陽成院

陽成天皇が帝を辞された後の邸宅が、陽成院です。現存しませんが、京都市中京区東夷川町辺りです。 『源氏物語』は、この陽成院を二条院に想定していると言われており、興味をそそられる場所であります。 でも、ここには妖怪物語があります。『宇治拾遺物語』では、この場所に化け物が住んでいると記されています。あるときの真夜中、一人の…
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秦氏と社寺

平安時代、多くの渡来人が活躍をしましたが、その一つが秦氏です。 秦氏は、秦の始皇帝を祖先に持つという伝承もありますが、実際は新羅からの渡来人とされています。絹織物生産で大きな富をなしました。 京都にある多くの寺社の中に、秦氏由来の寺社がいくつかあります。そのひとつが、広隆寺です。広隆寺の前身の寺では、新羅渡来の尊像が…
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京の埋葬地

平安京の時代、京の主な埋葬地は、東の鳥辺野、北の蓮台野、西の化野ですが、これらは皇族や貴族の埋葬が中心です。一般庶民は、鴨川原に死体を遺棄することが多かったそうです。とくに山上以南には、数多くの遺骸が捨てられていました。現在の鴨川からは、想像ができませんね。 もちろん、朝廷は、一般庶民に対して、別の場所を埋葬地として鴨川原…
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羅城門

平安京におきまして、朱雀大路の南端に設けられた門が羅城門です。門の外は洛外となります。 時代とともに、羅城門の付近は寂れていき、とうとう死人の置き場となってしまいます。『今昔物語集』巻29第18話に、当時の羅城門が描写されています。死んだ女性が捨てられており、その女性の髪の毛を抜いている老婆が登場します。ひとりの盗賊がその…
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十三まいり

関西では、七五三の後も「十三まいり」があります。 京都の観光の名所嵐山に、法輪寺というお寺があり、このお寺で、十三まいりが行われております。ご本尊の虚空蔵菩薩は、智恵・福徳の仏様です。そのため、知恵を授かるという意味があります。幼くして帝位についた清和天皇が、数え年十三歳になったとき、法輪寺で勅願法要を催したのがはじまりで…
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角大師

先日、偶然「角大師」の御札を玄関に貼っている家を見ました。 「角大師」は、第18代天台座主良源さんを指します。良源さんは、命日が正月3日であることから、「元三大師」とういう通称もあります。その他、「慈恵大師」、「豆大師」、「厄除け大師」といった呼び方もあり、様々な面で信仰を集めています。また、良源さんは、比叡山延暦寺の中興…
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深泥池(みどろがいけ)

京都の深泥池は、もともと地蔵信仰の厚い地域です。平安時代に小野篁が彫ったとされる地蔵像があったためです。深泥池地蔵と呼ばれていました。地蔵堂におさめられ、地域の人々の信仰を集めていました。 ただ、明治時代の神仏分離政策で、深泥池地蔵は危機をむかえます。この地域は、上賀茂神社の所轄でしたので、神社と分離させるため、深泥池地蔵…
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大将軍八神社

清明神社以外にも、陰陽道の神社があります。京都市上京区にあります大将軍八神社です。 平安京遷都の時に、陰陽道に基づき、方位の厄災を防ぐために建てられた大将軍堂が始まりです。ただ、明治時代の神仏分離の中で、正式な祭神は、スサノウの尊とその後子8柱となりました。 それでも、陰陽道を色濃く残しております。特に、重要文化財に…
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清明神社

前回に続き、陰陽道です。 清明さんは、現在、京都の清明神社で神として祀られています。陰陽師の神社ですので、魔除け、厄除けが中心です。境内には、先代の戻橋の親柱を移して、再現されています。清明さんが、この戻橋の下に12の式神を隠していたという伝説や、清明さんが殺された父親をここで蘇生させたといった伝説があります。 また…
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神様の宝庫、白峯神宮

白峯神宮は、スポーツの守護神として有名ですが、実は様々な神様が祀られています。 まず、崇徳天皇です。保元の乱で敗れ、隠岐に流され、悲劇の最後を遂げられた崇徳天皇は、長い間怨霊として恐れられていました。明治天皇の父である孝明天皇は、崇徳天皇の御霊を京都に迎えたいと思われました。明治天皇が、その意志を継ぎ、蹴鞠の公卿宗家であり…
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千本釈迦堂(大報恩寺)と「おかめ」

京都のお寺の多くは、応仁の乱などの戦火により何度も建て替えられています。そんな中、奇跡的にこうした戦火を逃れ、約800年の歴史を刻み、京都市最古の木造建築を残しているのが、千本釈迦堂です。もちろん、国宝です。 このお寺の境内に「おかめ塚」があります。そう、お面で有名な、あの「おかめ」です。これには、悲しい伝説があります。 …
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金戒光明寺の山越阿弥陀図と地獄極楽屏風図

前回に続き、金戒光明寺です。 金戒光明寺は、山越阿弥陀図と地獄極楽屏風図を所蔵しています。埋葬地で、他界に近い場所なので、こうした絵画は、人々に影響を与えたことでしょう。 また、関連する吉田寺(廃寺、金戒光明寺の近所)で地獄絵があったり、禅林寺に山越阿弥陀図があることも、偶然ではない気がします。金戒光明寺の山越阿弥陀…
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金戒光明寺

金戒光明寺は、「くろ谷」の愛称で知られています。法然さんが比叡山を下りて、草庵を結ばれたのが、始まりです。 この辺りは、埋葬地であったため、極楽浄土や地獄といった他界が近かったと考えられます。法然さんが、草庵の地として選ばれたのも、わかるような気がします。 かつて近くにあった吉田寺で、永観さんが迎講を行なっていました…
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瑞泉寺(京都)

京都木屋町通に、瑞泉寺というお寺があります。 このお寺は、豊臣秀吉さんの甥、秀次さんとその一族を弔っています。謀反の嫌疑をかけられた秀次さんは、高野山で切腹し、一族30余名が三条河原で打首となりました。遺体は、河原に埋められ、「秀次悪逆塚」と刻まれた石塔が建てられました。本当に痛ましい事件です。 お寺ができ、一族が供…
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補陀落寺(京都)

京都市左京区に補陀落寺があります。本尊は阿弥陀仏で、阿弥陀三尊像が置かれています。ただ、お寺の名前が補陀落寺であることに違和感を持ちました。補陀落浄土は観音菩薩の浄土です。 もちろん、三尊像ですので、観音菩薩もおられますが、あくまで本尊は阿弥陀仏です。 調べてみますと、平安時代、本尊は千手観音像だったのですが、延焼し…
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鬼の子孫の里山

比叡山の西の麓に、八瀬と呼ばれる里山があります。 ここの住人は、最澄が使役した鬼の子孫であると伝えられ、八瀬童子と言われています。また、不動明王に使える矜羯羅童子(こんがらどうじ)と制多迦童子(せいたかどうじ)の子孫であるという説もあります。 実は、この里の人々は、長い歴史の中で、天皇の輿丁(輿の担ぎ手)として奉仕し…
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繁昌神社と怪異譚

京都市下京区に繁昌神社がります。名前の通り、商売繁盛の神社となっています。ただ、その成立には、怪異譚があります。 『宇治拾遺物語』によりますと、昔、長門前司という人に二人の娘がいたそうです。姉は、結婚し、そのまま父母の家に住みました。一方、妹は、独身でした。父母も亡くなり、姉は家の奥の方に住み、妹は妻戸口を好んでいました。…
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修験道

山で修行して、法力を身につけ、里に下りてきて加持祈祷などを行うのが修験道です。 奈良時代から、正式な僧でない者が、山で修行することが行われておりました。平安時代に、密教をその理論体系に取り込み、鎌倉時代には、「修験道」といして体系化されました。 その内容は、山岳信仰を基本に、密教、道教、陰陽道など様々な宗教が含まれて…
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四神相応

中国の風水で、地相を見る場合、東西南北の神を配置する四神相応が、古くから信じられています。四神とは、東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武です。 良い地相は、東に砂、西に北の山より低い山、南が水、北が山ですが、日本では内容が異なっています。平安京も、この四神相応に基づいて造営されたと言われています。東(青龍)を鴨川に、西(…
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平等院鳳凰堂2

前回に続き、平等院鳳凰堂です。 堂内は、正方形で、中心に阿弥陀如来像、道の周りの壁に絵画が置かれています。西側に、日没に対して観想するための日想観図、東に上品図(3枚)、北に中品図(3枚)、南に下品図(3枚)が配されています。さらには、壁面に楽器を弾いたり、舞いを舞ったりしている52驅の雲中供養菩薩像があります。 ま…
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平等院鳳凰堂1

もし、極楽往生を実際に見たいのでしたら、平等院鳳凰堂に行かれるのがベストです。 まさに、現世における浄土です。藤原摂関政治の全盛期は、藤原道長さんとその子頼通さんです。二人とも、極楽浄土に憧れ、それぞれ法成寺と平等院を創建します。残念ながら、法成寺は現存しませんが、平等院は長い歴史を刻んでいます(世界遺産になりました)。 …
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