テーマ:迎講

迎講と来迎図2

前回に続いて、安藤香織氏の説をご紹介します。 氏は、迎講が隆盛期を迎えた12世紀前半、往生伝や彫刻は、迎講とイメージを共有していたと指摘しています。これは、迎講が、当時の人々が思い描いた来迎の具現化であるからです。 ただ、来迎図は、事情が違っていました。来迎図特有のルールがあり、迎講のモチーフを取り入れるのに時間がか…
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迎講と来迎図

迎講は、来迎図、往生伝、仏像彫刻など、様々な往生文化に影響を与えています。今回は、迎講が来迎図に与えた影響について、安藤香織氏の説をご紹介します。 氏が、指摘されたのは、持幡童子の存在です。もともと、来迎図のコンセプトに持幡童子の存在はありません。それが、時代が下がるにつれ描かれるようになりました。迎講では、左右に持幡童子…
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来迎讃と迎講

前回に続き、来迎讃です。 来迎讃についは、鈴木治子氏が、興味深い研究をされています。氏によれば、来迎讃は、法然さん門下で、病中あるいは臨終時に決まって唱えることが定着化していたそうです。 その後、時代が下がり、時宗教団でも用いられます。ここでも、臨終時に唱えられたと考えられます。 来迎讃は、迎講でも唱えられます…
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當麻寺の練供養(迎講)

當麻寺では、現在まで、歴史ある迎講が行われています。 この迎講は、中将姫伝説を基にしております。迎講の儀式では、蓮台に乗った中将姫が二十五菩薩の聖衆の来迎を受け、極楽浄土へ往生する様子が再現されます。 中将姫は、右大臣の娘として生まれますが、幼くして母を亡くします。継母に虐待され、さらには、殺害も計画されます。そのた…
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迎講

迎講は、源信さんの頃、横川花台院で迎講が始められ、各地に広がっていきます。 迎講は、念仏者の臨終時に、阿弥陀如来と聖衆が来迎する様子を演ずる法会です。源信さんが始めたという資料もありますが、定かではありません。ただ、源信さんがなんらかの影響与えていたことは確かでしょう。 当時、六波羅蜜寺などさまざまな寺院で行われており、僧や…
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幻のお寺、吉田寺

「浄土宗八祖」の一人、永観さん(1033-1111)さんは、迎講(極楽からの来迎を演ずる法会)を、自分のお寺である禅林寺ではなく、吉田寺で行いました。 吉田寺は、現存しません。様々な研究で、京都市左京区吉田下大路町あたりにあったと言われています。 永観さんが、この吉田寺を選んだのは、当時、この地域で埋葬が行われていたためでし…
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