タントリズムの特徴

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タントリズムの特徴は、現実肯定、儀礼主義、口伝による伝承、シンボル機能等です。仏教は、煩悩等現実世界の愛欲を否定しますが、タントリズムは、こうした愛欲を否定せず、その中にも聖なるものがあると考えます。浄土教の厭離穢土欣求浄土とは、対照的ですね。

また、タントリズムは、儀礼を重視し、例えば、ヴェーダ祭式のホーマを継承します。これは、火の中に供物を入れ、これで煩悩や業を燃やすという儀式ですが、日本では、護摩供養として継承されています。

タントリズムの教えは、師から弟子に口頭で伝えられます。従って、秘密主義で、教えが広く共有されることはありません。

さらに、儀礼のインパクトを高めるため、様々なシンボルを用います。特に、ドクロ、生首など非日常的で不浄とされているものが使われます。不浄なものに聖なる意味を与えますので、こうした極端なシンボルが使われるのです。異形の仏像や仏画は、こうしたシンボルの使用から来ているように思われます。

画像:カジュラホ
画像出所:世界遺産行こう.com https://世界遺産行こう.com/archives/1849

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