大日如来

大日如来.png

仏教のタントリズムの中心仏は、大日如来です。

大日如来は、この世界に遍満している仏様です。このことからも、タントリズムが、現実肯定的な性格を有していることがわかります。

そう、大日如来は世界そのものなのです。その意味では、宇宙原理ブラフマンに近いかもしれません。阿弥陀仏が、この世の外、極楽浄土におられるのと対照的です。

また、大日如来の造形も、他の仏と違っています。仏像や仏画では、修業中の菩薩は、宝冠等の装飾品を身に着けていますが、悟りに至った仏はそのようなものは何も着けていません。そうした宝飾品、つまり現世のものから離脱したため、必要がないのです。でも、仏であるにかかわらず、大日如来は、すべてではないですが、こうした宝飾品を身に着けて表現されることがあります。その意味では、この現実世界におられる仏様だと考えられます。

画像:大日如来
画像出所:高野山霊宝館 http://www.reihokan.or.jp/syuzohin/hotoke/nyorai/dainichi.html

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