小野小町さんと仏教

小町像.jpg

小野小町さんは、仏教説法の題材としてうってつけだったようです。絶世の美女が年老いていく様を、仏教の無常観と結びつけるのが容易だからです。

以前ご紹介した、京都の補陀落寺には、「小野小町老衰像」があります。さらに、小町さんが老いた自分の姿を写して嘆いたとされる「姿見の井戸」や、野ざらしにされた小町さんの髑髏の目から生えたとされる「穴目の薄」などがあり、否が応でも無常を感じざるを得ないです。寺宝としても、小町さんの死骸が朽ちていくところを九段階で表現した「九相図」などがあります。

小町さんが、こうした題材になった背景として、百人一首の「花の色は 移りにけりな いたずらに わが身世にふる ながめせしまに」の句が影響しているように思います。

画像:小町老衰像
画像:京都観光Navi 
https://ja.kyoto.travel/tourism/single02.php?category_id=7&tourism_id=67

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