天台本覚思想の定義

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天台本覚思想の定義は難しく、様々な学者の方が議論されています。その理由として、この思想にはいろいろな段階があり、一括りでは説明できないからです。

でも、その基礎となっているのが、人々は皆、如来蔵(仏性)を持っているとする思想です。つまり、誰もが、仏になれる可能性を有しているということです。これは、比較的に受け入れやすい考えです。また、私達にも期待ができる考えですね。

天台本覚思想は、ここからさらに発展します。まず、成仏の範囲が拡大します。「草木国土悉皆成仏」と、草木にまで拡大します。平等主義が徹底されますが、輪廻には畜生道はありますが、草木道はなかったような?

さらに、天台本覚思想は、究極的なところに発展します。すべてのものは、全て成仏していて、この世界そのものが仏の顕現という考えに至ります。そして、この世界が浄土であり、この世界以外に真理はないという現実肯定の思想となります。

画像:草木国土悉皆成仏
画像出所:南知多町教育ネットワーク 
http://minamichita.ed.jp/kyoikucho/2013/11/11/no-181-%E6%A2%85%E5%8E%9F%E9%82%B8%E7%89%B9%E5%88%A5%E5%85%AC%E9%96%8B%E3%81%8C%E7%B5%82%E4%BA%86%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F/