他戸親王(おさべしんのう)

他戸親王墓.jpg

前回、時代が移る中で、上御霊神社の祭神のうち伊予親王と藤原仲成が、井上大皇后と他戸親王に変わったというお話をしました。井上大皇后と他戸親王は、どうして怨霊となられたのでしょうか。

他戸親王は、光仁天皇の子で、異母兄弟が山部親王(後の桓武天皇)になります。井上大皇后は、他戸親王の母になります。光仁天皇が即位した次の年、他戸親王は皇太子になります。しかし、翌年、井上大皇后が夫の光仁天皇を呪ったという嫌疑をかけられ、皇后を廃され、息子の他戸親王も皇太子を廃されます。そのあとも嫌疑が続き、結局、井上大皇后と他戸親王は、幽閉され、二人とも急死します。

山部親王を皇太子にしようと画策していた藤原良継や藤原百川による策略が、疑われています。その結果、山部親王は皇太子となり、その後桓武天皇となります。天変地異が続いたため、井上大皇后と他戸親王の怨霊が恐れられました。桓武天皇は、同母弟の早良親王の怨霊にも悩まされますので、二人の弟の怨霊を鎮める必要があったようです。

画像:他戸親王
画像出所:上御霊神社
http://goryojinja.or.jp/profile/osabe-shinnou-bo

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