鳥部野

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『徒然草』に「あだし野の露消ゆる時なく、鳥部山の煙立ち去らでのみ住み果つる習ひならば、いかにもののあはれもなからん」と書かれているように、鳥部野(鳥部山)は、化野とともに京都の三大埋葬地でした(もう一つは蓮台野)。

鳥部野は、現在、清水寺や大谷本廟を含むあたりになります。そこから、そう遠くないところに京都市中央斎場があります。また、近くに、当時迎講(阿弥陀仏や聖衆の来迎を演劇的に行う仏会)を行っていた六波羅蜜寺、小野篁が地獄に通うときにつかっていた井戸のある六道珍皇寺などがあり、まさに他界との接点になっています。鳥部野一帯を歩くと、極楽浄土や地獄が身近に感じられます。

画像:鳥部野
画像出所:京都観光Navi
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