往生語り

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通夜などで、故人を偲ぶ話が出ますが、その中で、故人の仏道への傾倒が語られることがあります。例えば、よくお寺にお参りに行っていたとか、写経をしていたなどです。もちろん、少し大げさに語られますが、誰も否定しません。こうしたお話は、故人が極楽に往生したことをみんなで確かめる、あるいは願う気持ちから来ていると思われます。

さらに、自らの死を予期していたとか、死の間際に家族・友人に突然連絡を取ったりしたことも話されます。これらも、往生したことの一つの証拠として語られます。まさに、往生語りです。日本の古代からの往生伝の延長線上にあるかもしれません。

日本の古き伝統ですが、昨今、こうした伝統が急速に廃れてきているように思います。少し寂しい気持ちがしますのは、私だけでしょうか。

画像:通夜
画像出所:神奈川県斎場
http://www.saijyo-kanagawa.com/manner/tsuya.html

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